煙は、昔から神と通じるためのものとされ、
今では香水の意味で使われている「パフューム」とは、ラテン語で「煙によって神と通じる」の意味があるそうです。
よもぎ燻しは、よもぎに火を灯し、その煙によって全身を燻す(いぶす)煙によるセラピーです。
電気を使わない原始的とも言えるこの方法は、火のエネルギーを感じられ、生命力を底上げしてくれるパワーを感じます。
燻しには、よもぎ蒸しで使用するよもぎの2倍の量が必要です。
その貴重なよもぎを余すことなく最後までいただくため、
最後には、炭と化したよもぎがまだ温かい黄土壺をお腹にのせ、丹田温灸の時間をお取りします。
浄化、血行促進、発汗作用、内臓の冷え、婦人科系のお悩みなどに。
季節の変わり目、土用の時期、なんとなく生命力が弱っていると感じられる際におすすめです。
優れた薬効を持つと言われるよもぎ蒸しの本場、
韓国の江華島で採れたよもぎ。
4〜5年熟成させた貴重なよもぎです。
長期熟成により、あくが抜け、香り高く、薬効も高くなっていると思われます。
時をかけて土のように熟成された香りが心と身体を落ち着かせてくれます。
ストレートなよもぎそのものの素晴らしさが感じられます。
年に1、2回入るかどうかの貴重なよもぎです。
土のような滋味深い香りと、
繊細で丸みのあるエネルギーが感じられます。
まさに別格別次元のよもぎです。
椅子の素材に選んだのは、「杉」。
杉は日本の固有種であり、
学名の(Cryptomeria japonica)クリプトメリアヤポニカは、
「隠された日本の財産」という意味があります。
奈良時代の東大寺、正倉院に保存された宝は、杉の唐櫃に入れられ保存されており、調湿性や調温性、腐敗菌やカビ菌を寄せ付けず、
まさに日本の隠れた財産とも言える木材です。
百年杉と呼ばれる樹齢100年近い杉の中でも
特に価値の高い赤身と呼ばれる部位のみを使用。
特許を取得している低温乾燥の技術で仕上げられた木には、
精油成分がたっぷりと含まれていて、
しっとりとした柔らかな肌触りとその香りの良さは、
安さ早さを追い求めて量販される白木の杉材とは全くの別物だということが
座ってみるときっとお分かりいただけると思います。
セラピスト自ら京都まで出向いて選んだ肌触りの良いヘンプシルクの生地を
一枚一枚手作り。
何度も手直しを加え、今の形になりました。
日本でも1万年前から暮らしの中で活躍してきたヘンプ(大麻)。
しなやかで強く、調湿性があり暖かく、抗菌・消臭効果も持ち合わせている優れた素材で、よもぎ蒸しにもよもぎ燻しにも最適です。
シルクは人間の皮膚と近いタンパク質を持ち合わせており、
皮膚との境を感じることなく肌に馴染みます。
ヘンプのみでは、寒い時期少し冷んやりする感じがありますが、
シルクが入ることで温かさが加わり、
温度差からの刺激ストレスが抑えられます。
素肌に直接触れるものだから、
お肌が安心安全を感じ取り、芯からリラックスした状態でいられるよう
細かいところまで心を配りました。