3年ほど前に髪のケアとして、ヘナをやるようになったのですが、その事を書きたいと思います。
当時、私の一番の悩みは、手荒れ。
右の薬指と小指のみにでる、謎の湿疹と乾燥、痒みに数年間悩まされていたのです。
状態は一晩で変わることもありましたし、良くなったり悪化したりの繰り返し。
猛烈な痒みは何とも耐えがたいストレスでした。
そのために、歯の金属除去を数十万円くらいかけてやりましたし、
(歯の金属が体内で溶けて体に蓄積し、掌蹠膿疱症という手の湿疹となって現れたりすることがあると言われています。
実際に私は金属アレルギーがあったのでどちらにせよやって良かったのかなと思っています。)
大学病院や、漢方薬局などいろんなところにお世話になりました。
ただ苦しむだけでは勿体無いと、掌蹠膿疱症の患者向けアンケートに協力して報酬をもらったりしたことも。
そんなわけで日常生活でとにかく手に水がかかるのも嫌だったので、
シャンプーのたびに洗浄剤を手につけてと言うのが耐えられない状態でした。
なので、トリートメントやリンスは早々にやめて、最低限のシャンプーのみで洗髪してましたが、
そのシャンプーを探すのにも苦労していました。
石鹸からいろんな高級シャンプーも使ってみましたが、
今になって考えると、液体になっているということ自体必ず防腐剤が含まれており、
それは皮膚の常在菌のバランスを崩す原因になっていたのだと思います。
また安全だと思われる石鹸でも、やし油などは肌に残留することがあり、肌刺激となります。
そんな中で、以前から話には聞いたことがあるヘナを友人がやってくれる、ということになり初ヘナとなりました。
それがとても気持ちよかったのです。
ヘナは、植物のため、その時頭に塗ったヘナペーストはヘナ100%のパウダーと水のみ。
皮脂をとりすぎる界面活性剤も、常在菌のバランスを破壊する防腐剤の類も無し。
ヘナアレルギーでさえなければ、本当に素晴らしいヘアケアとなります。
ヘナの持つ冷やす性質は、頭に熱があって(多くは下半身は冷えやむくみがある)起こる肩こりや頭痛、イライラや不安感などを鎮めてリラックスさせてくれます。
そして、毛穴の汚れをしっかりと落としてくれ、けれど皮膚を痛めるほど落としすぎることもなく、
終わった後は頭皮が呼吸しているかのようでした。
何より驚いたのは、手の痒みの前段階である赤みや熱感が次の朝すっかり引いていたのです。
その後の反応についてはまた別のブログで。
友人のすすめで、最初の1ヶ月は1週間に1度くらいやると良いということだったので、
あの手この手で週1回のヘナを繰り返してみましたが、
最初の好転反応以降は、徐々に体も頭も軽くなり、その1ヶ月でとても体全体が整った感覚がありました。
ヘナはいつから始めてもいいと思いますが、
私もちょうどこのくらいの時期にやってみて、
徐々に暑くなるので、冷やす作用のあるヘナはこの時期とてもおすすめです。
また、紫外線から髪や頭皮を守ってくれる作用もあるので春から夏はちょうどいいですね。
少し長くなってしまいましたが、ご紹介できていなかったヘナのお話でした。
体験してみたい方は、ワークショップやメニューでもご用意してます。
ヒーリング&リラクゼーションKisui