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歩けば歩くほど元気になる歩き方

年明けに、大山の阿夫利神社へ行ってきました。
最高の青空の中、愛犬ナッツも連れて山登り。
男坂、女坂とふた通りの道があるのですが、
選んだのはより傾斜の激しい男坂。

ナッツさんは、3ヶ月ほどの坂道ウォーキングで、久しぶりに会う方に驚かれるほどのマッチョになっているので、
ピョンピョンと登りも下りも軽やかです。

私はというと、登りはほとんど疲れもなく登ることができたものの、
下りは多少膝に負担を感じました。

登りと下りでは、使われる筋肉が違うのでまた別のトレーニングが必要だと感じましたが、
これまでと比較すると疲労感が全くなく、少なくとも1年前とは別物になっていることに気がつきました。

昨年1年間は、「なみあし」という、歩くことを通して日常動作を改善する勉強をしてきました。

そこで知った、肩関節と大腿骨の外旋させること、膝を抜いて歩くこと、
足指を屈曲させることなどなどは、どれも体のイチ動作に過ぎないのですが、
長年の習慣を見直し、
よりラクに快適に、長く歩いても疲れない動きを身につける第一歩となりました。

日常の基本動作を変えることは、
その他のすべての動作が変わることを意味しています。

動作をより体の仕組みに沿った効率的なものにすることで、
1日の疲れ方は全く変わります。
1ヶ月、1年となったらどうでしょうか?

日本人の平均寿命はどんどん伸びているものの、
健康で長生きできるかどうかについては疑問がもたれています。

あるパーキンソン病の方が、このなみあしの歩きを知って、自分の足で歩くことができたのだそうです。

限られた命、限られた体力、限られた時間をよりよく使いこなすためには、
その方法を知る必要があるのではないでしょうか。

kisuiでは、そこにもう一つ「美しく」という要素もプラスして。

2019年は、色々とみなさんにお伝えする機会を増やしていきたいと思っております。